第14回 関東4チャプター交流会集合写真

第14回(2019年2月16日~17日)

自分をととのえる 2019年2月16日~17日の日程で、関東4チャプター(栃木チャプター群馬チャプター埼玉チャプター茨城チャプター)合同企画の『関東4チャプター交流会』が、茨城県古河市の「ネーブルパーク平成館」で開催されました。
14回目を迎えた今回は、『こころをととのえる』をテーマに、各チャプターがワークを企画。各県や東京などから両日とも20名を越える参加者を集め、盛況を博しました。
以下、2日間のもようをレポートします。

1日目(2019/2/16)

オープニング

0:30pm~0:45pm
栃木チャプター

第14回オープニング今回のメイン幹事である栃木チャプターから、チャプター長・武藤泰治氏と理事・板倉かおる氏の進行によるオープニング。各チャプターごとに今回の参加者の紹介と最近の活動内容を紹介し合いました。

基調講演

0:45pm~2:15pm
日本コーチ協会理事/コーチ・シエスタ代表 宮坂洋子氏

第14回基調講演今回の基調講演には、日本コーチ協会理事の宮坂洋子氏に初登壇していただき、「自分を整える」テーマで講演とワークを行っていただきました。
自分をととのえるためには、自己基盤(パーソナル・ファウンデーション)が確立していることが必要です。その確立の度合いをチェックするために様々な視点のチェックリストが存在していますが、今回は「身の回りの環境」「お金・仕事」「健康」「人間関係」という4つの切り口から、「何がどうなっていると、自分はととのっていると感じるか?」という観点で参加者個々人がリストを作りました。
また、2人組で双方が一定時間見つめ合う、というワークも行いました。ともすれば私たちは相手と見つめ合うと、目をそらしたり、吹き出してしまったりしがちですが、きっちりと見つめ合うことができるかどうか、という観点も「自分がととのっているかどうか」に繋がる、という解説がありました。

<栃木チャプター担当ワーク>
『こだわり(マイルール)の発見が自分を変える』

2:30pm~4:00pm
栃木チャプター長・武藤泰治氏/理事・板倉かおる氏

栃木チャプター担当ワーク4つのグループに分かれてのグループワーク。有名人等で「ととのっている人」「ととのっていない人」を挙げるとともに、なぜそうなのか、理由も併せて考えてみました。最後は全員で各グループが出した内容をシェア。総じて、「ととのっている人」には、成功者といわれる人たち、好成績を残したアスリートの名前が挙げられ、また「ととのっていない人」には、昨年から今年初にかけて世間をスキャンダルで賑わせた名前が挙がり、そのコントラストの違いを味わうことができました。

<栃木チャプター担当ワーク>
『勝率3割の高校運動部の生徒同士がコーチング? その結果は?』

4:15pm~5:45pm
群馬チャプター長・茂木祐一氏

群馬チャプター担当ワーク登壇した茂木氏が、実際に群馬県内の某高等学校の野球部に関わり、実験的にコーチングを導入したところ驚くべき結果が出た、という成果をシェアしていただきました。
県大会等の試合に出場するも万年3割の勝率で、部員たちもモチベーションが低く、監督やコーチもその対応に限界を感じていた野球部。そこで茂木コーチ部員全員とセッションを行い、時間をかけて組織を変容させていく。そして、最終的には強豪校と競り合うまでに成長した様がリアルに語られました。
企業等の組織でも活かせそうな取り組みに、一同、熱心に茂木氏の話に聞き入ったことです。

懇親会

7:00pm-9:00pm

懇親会泊まりがけの交流会だからこそ、時間を気にすることなく酒食をともにできるのが醍醐味。今回はサブ幹事である群馬チャプターのチャプター長・茂木祐一氏による乾杯の音頭で懇親会がスタート。チャプター間を越えての交流で参加者一同大いに盛り上がりました。

2日目(2019/2/17)

<埼玉チャプター担当ワーク>
『未完了を完了してエネルギーをチャージする』

8:30am~10:00am
埼玉チャプター会長・尾口あゆみ氏/理事・沖昌幸氏

埼玉チャプター担当ワーク自分をととのえるために様々な方法がある仲で、「未完了を完了させる」というのはとても重要で永遠のテーマでもあります。
各人で現時点での未完了をリスト化するとともに、その中からどれか1つを選び、2人組でどのように取り組むかをコーチングセッションしました。
参加者からは、「まずは簡単にできる内容から取り組むのが肝要」といった助言があり、有意義な時間となりました。

<茨城チャプター担当ワーク>
『自分本位になりなさい』

10:15am~12:00am
茨城チャプター・平林秀滋氏

茨城チャプター担当ワーク今回の交流会のトリは茨城チャプター。コーチング生みの親である、故トマス・レナード氏の提唱した「自分本位になる」を切り口に、自分本位とはどういうことか、あるいは自分本位と自分勝手とはどういう違いがあるのかを、事例をシェアしあいながらみんなで考える時間となりました。
また、平林氏進行の元、全員が円になって座り、この2日間の感想をシェアし合い、また次回の再会を期して大団円で交流会が終了しました。