2016年2月27日~28日の日程で、関東4チャプター(群馬チャプター・埼玉チャプター・茨城チャプター・栃木チャプター)合同企画の『関東4チャプター交流会』が、茨城県古河市の「古河市交流センター平成館」で開催されました。
11回目を迎えた今回は各県から延べ20名近くの参加者を集め、充実した内容で終了しました。
以下、2日間のもようをレポートします。
1日目(2016/2/27)
オープニング
- 1:00pm~1:30pm
- 群馬チャプター
今回のメイン幹事である群馬チャプター・清水チャプター長の進行によるオープニング。各チャプターからの参加者が自己紹介するとともに、昨年実施して好評だった各チャプター地元の名産品を今年も持ち寄り同じく紹介されました。参加者は休憩時、それぞれご当地の逸品に舌鼓を打ちました。
なおオープニングの冒頭で、交流会でも幹事として大活躍され、昨年逝去された茨城チャプターの八幡健一氏のご冥福を祈るべく、黙祷を行いました。
<群馬チャプター担当ワーク>
『職場におけるコーチングスキルの活用について』
- 1:25pm~2:55pm
- 群馬チャプター 茂木祐一氏
企業や組織でコーチングが活用され始めて久しいこの頃ですが、実際に組織の現場ではコーチングが浸透しているのか、機能しているのか。茂木氏がご自身の職場での実例を引き出しつつ、コーチングを組織に取り入れるための課題を提起。
参加者で、実際に組織へコーチングを導入させた際の体験談や企業への導入事例をディスカッションした後に、コーチングを組織に導入する場合の課題、導入した際の利点、機能させるためのポイントについてグループディスカッションを行いました。
職場においてコーチングスキルを活用することが、組織活性化に有効な手段であることは疑う余地はないものの、導入の難しさを改めて実感するとともに、その課題点が整理できた時間となりました。
<埼玉チャプター担当ワーク>
『地域にコーチングの輪を広げる』
- 1:25pm~2:55pm
- 埼玉チャプター会長 武内範登氏
チャプター活動には「地域にコーチングを広げていく」という重要なミッションがありますが、最近は各地域でチャプター会員の伸び悩みと相まって、コーチングの浸透がおぼつかない現実があります。
そんな中、群馬・埼玉・茨城・栃木4県の県民性や地域性など、各チャプターの土台となっている「環境」からチャプター活動を考え、“いかにコーチングの輪を地域に広げていくか”といったテーマを設定し、ワールドカフェ形式で話し合いました。
懇親会
- 6:00pm-8:00pm
泊まりがけの交流会だからこそ、時間を気にすることなく酒食をともにできるのが醍醐味。今回はサブ幹事である埼玉チャプター会長の武内氏による乾杯の音頭で懇親会がスタート、チャプター間を越えての交流で参加者一同大いに盛り上がりました。
いつも、食べきれないくらいのたくさんの料理を、とてもリーズナブルなお値段で用意していただいています。『平成館』の皆さま、ありがとうございます。
そしていつものように懇親会終了後も場所を座敷に変え、日付変更線を越えて、笑い声の絶えない楽しい交流を深めました。
2日目(2016/2/28)
<茨城チャプター担当ワーク>
『セッションマネジメント』
- 8:25am~9:55am
- 茨城チャプター長・西村雅司氏
自分自身のコーチングスキルを向上させるため、セッションの流れを客観視して、自身のセッションの傾向や課題を顕在化させるワークを行いました。さらに、他の参加者と共有することで、自身のコーチング戦略を組み直すきっかけとなったり、課題解決のヒントになるなど、有意義なワークとなりました。
<栃木チャプター担当ワーク>
『自分の目標について話す』
- 10:10am~11:40am
- 栃木チャプター長・大垣俊司氏
まずは参加者にそれぞれのセッションスタイルを語ってもらうというセットアップを行った後、4名程度のグループに分かれてグループコーチング形式で進行。1人のクライアント役が自分の目標をひととおり語ってもらった上で、他のメンバーがその目標に関しての質問を投げかけ、さらに語りを促していくという手法で行いました。質問力を磨くこともできるワークとなりました。
まとめ・振り返り
- 11:40am~0:00pm
- 群馬チャプター
最後は、メイン幹事の群馬チャプター・清水チャプター長進行のもと、2日間の成果が確認されるとともに、「次回第12回にはどういう状況下で皆さんは参加されますか?」という問いかけに答える形で1人ひとりが全員の前でポーズを決め、拍手と笑いが響く中、賑やかなうちに終了しました。